山本山
元禄3年(1690)創業。初代・山本嘉兵衛が、江戸日本橋で“お茶”の販売を始めたのが始まり。「当時、庶民のあいだで普及し始めていたこの飲み物は、粋な暮らしを楽しもうとする人々に大好評」だったという。昭和16年、法人・株式会社山本山となったが、海苔の販売も含め、日本の味と心の伝統を受け継ぎながら、全国に店舗展開をしている。
日本橋本店には、日本の四季と江戸の風情を味わえる囲炉裏席やカウンター席の喫茶室があり、お茶やお菓子が楽しめる。店内で制作したお江戸名所マップや観光情報も置かれ、「江戸を感じて頂ける商店」である。
 
[概要」 名 称
本社所在地

創 業
会社設立
代表者
株式会社 山本山
東京都中央区日本橋
2丁目5番地2号
元禄3年4月
昭和16年5月7日
取締役社長
山本 嘉兵衛
 
 
本号のガイド
・江戸東京博物館
JR両国駅・都営地下鉄大江戸線から徒歩2分。敷地面積は東京ドームの約2.4倍で地下1階~地上7階まで。月曜休館(祝日の場合は翌日休み)。電話(03)3626-9974
・江戸太郎重長公像・江戸氏の墓 世田谷区喜多見4-17の永劫山華林院「慶元寺」にある
・太田道灌の像
有楽町の旧都庁跡近くに建つ「東京国際フォーラム」ガラス棟1階(東京駅側)に、かつての居城であった江戸城を懐かしむように像は立つ。
・太田道灌の顕彰碑
千代田区竹橋・毎日新聞社向いの平川門にかかる平川橋の近くにある。
・日本橋
今後の更新時には現在の頭の上を通る首都高速道路都心環状線を見直す必要があるという報告を担当委員会が国交相に提出した。  
徳川家康の像
江戸東京博物館北側敷地内にある。
・道三堀
現在の呉服橋交差点から大手町交差点間の道路の位置にあった。
・平川
現・日本橋川を指す。
・小名木川
関東最大の製塩地・行徳と江戸を結ぶ運河。現在の江東区から江戸に入るときに隅田川で中断され、隅田川右岸からは日本橋川と道三堀を経て江戸城に結ばれた。
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