2024年 年頭あいさつ 新春に寄せて

(更新日:2024/1/9)

2024年の新春を迎え、一言ご挨拶を申し上げます。

まずは、元日に発生した能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、今もなお避難所での生活を余儀なくされている被災者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

そして、正月休みを返上し、昼夜を問わずに被災地の一刻も早い復旧・復興を図るために奮闘している我々建設業の仲間に対し、深く感謝を申し上げます。

さて、昨年を振り返りますと、5月に新型コロナウイルス感染症に対する行動制限が解除され、リベンジ消費やインバウンドの回復などにより活発な経済活動を取り戻した一方で、宿泊業や飲食業など多くの産業で労働力不足が顕著となりました。日本の労働供給制約社会がいよいよ顕在化してきています。

一方、我々の建設業界を顧みますと、建設投資は堅調に推移したものの、資材価格の高止まりや人手不足・人件費の高騰などにより、厳しい経営環境にさらされた1年となりました。

新しい年を迎え、建設業への労働時間の罰則付き上限規制適用まで、あと3か月に迫っております。これまでの間、会員各社では、DXの推進や業務の見直しにより生産性の向上を図るなど、創意工夫を重ねながら長時間労働の是正に取り組んできました。

労働時間の上限規制の適用は、建設業の働き方改革を推し進め、若者から選択される、明るい未来を持った産業に生まれ変わる絶好のチャンスでもあります。

しかしながら、未だ多くの企業で上限規制のクリアがままならない状況にあります。とりわけ労働時間の削減が遅れている建設現場において上限規制をクリアするためには、4週8閉所の実施が欠かせません。また、業界が抱えるもう一つの大きな課題である担い手確保を優位に進めていくためにも、全ての土曜日を休日とする完全週休2日を実現しなければなりません。

官民問わず、全てのご発注者様の理解を得て、業界全体で取り組む必要があり、そのためにも全ての現場で土曜日閉所による完全週休2日を目指していただくよう、会員各位に働きかけを行って参りたいと考えております。

本年の干支は甲辰(きのえたつ)で、成功という芽が成長していき、姿を整えていくという意味合いがあり、昇り龍などに描かれるように、勢いよく活気あふれる年であると言われております。

会員各社の働き方改革に向けた努力が実を結び、活気あふれる業界へと変貌を遂げる年となるよう、全力で取り組む所存でございますので、会員の皆様のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

ところで、当協会では1月から9月までの間、入会促進キャンペーンを実施いたします。東京の総合建設業者を代表する業界団体として、交渉力の向上と災害発生時の対応力の強化を目的に会員の増強を図るもので、期間を限定して新規入会者の入会金を免除するとともに、ご紹介いただいた会員の方にも特典をご用意いたしました。この機会に皆様からのご紹介をお待ちしております。

結びに、建設業界のさらなる発展と、皆様方の益々のご多幸とご健勝を祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

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