平成23年3月11日、太平洋三陸沖を震源とするマグニチュード9.0、震度7の地震が発生、地震による被害のほか、津波や火災、原子力発電所の損傷など、東北・関東地方を中心とする広い範囲に甚大な被害をもたらした。。
東京では、5分間にわたり揺れ、震度5を記録、建物損壊や液状化などの被害が発生したほか、交通機能が麻痺し、帰宅困難者が続出した。
当協会は、東日本大震災の発災直後に「災害対策協力本部」を事務局内に設置し、災害協定に基づく行政からの要請に対応するため、24時間の支援体制を整えた。
このような中、国土交通省関東地方整備局企画部防災課からの要請により、3月14日から4月4日までの4回にわたり、土嚢袋やブルーシートを現地に搬入した。
また、福島県や宮城県、岩手県など、大きな被害を受けた6つの県の建設業協会を訪問し、支援物資や義援金を届けた。なお、当協会の支援体制は、4月末日をもって解除し、「災害対策協力本部」を解散した。
要請日 | 品 目 | 搬入数量と搬入先 |
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平成23年3月14日 | ブルーシート (3.6m×5.4m) |
2,550枚 常陸河川国道事務所 |
平成23年3月16日 | 土嚢袋 (480mm×620mm) |
13,300袋 常陸河川国道事務所 5,000袋 利根川下流河川事務所 |
平成23年3月19日 | ブルーシート (3.6m×5.4m) |
500枚 利根川下流河川事務所 |
平成23年4月4日 | 土嚢袋 (480mm×620mm) |
7,450袋 関東技術事務所 1,000袋 利根川下流河川事務所 6,450袋 |
1t土嚢袋 (∅1.1m×H1.1m) |
5,400袋 渡良瀬川下流河川事務所600袋 京浜河川事務所200袋 常陸河川国道事務所1,000袋 利根川上流河川事務所410袋 利根川下流河川事務所1,200袋 霞ヶ浦河川事務所450袋 江戸川河川事務所1,540袋 |
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ブルーシート (3.6m×5.4m) |
4,100枚 荒川上流河川事務所200枚 江戸川河川事務所400枚 京浜河川事務所200枚 横浜国道事務所300枚 常陸河川国道事務所1,000枚 利根川上流河川事務所305枚 利根川下流河川事務所340枚 霞ヶ浦河川事務所1,355枚 |
品 目 | ブルーシート | 土嚢袋 | 1t 土嚢袋 |
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合 計 | 7,150 枚 | 25,750枚 | 5,400 枚 |