送出し教育の受講率(実施率)は、「ほぼ100%」である(受けている・ほぼ受けている=98.4%)。
送出し教育のわかりやすさ(理解度)は、「わかりやすい」としたものが比較的多いが、「普通」が過半を占めていることから、送出し教育担当の講師の教え方について一層の工夫が求められる(普通=59.5% わかりやすい=39.2%)。
送出し教育の効果については、「ほぼ100%」の受講者が認めている(ある 67.3%・ややある 29.9%=97.2%)。
なお、この傾向は高年層ほど顕著である(ある=77.1%)。
送出し教育の受講者の中には、教育を必要とする「能力レベルが低い」と回答した者も決して少なくない(7.3%)。
特に若年層ほど「自分の能力レベルが低い」と考えている割合が多い(低い=11.7%)。
こうした意味で「ほぼ100%」という数値を示した送出し教育の実施は、災害の未然防止に少なからず「意味を持つもの」といえる。