「出会いの3社」で学生に選択の幅を広く
当協会は2013年12月14日、東京都渋谷区の渋谷フォーラムエイトで、「建築・土木系学生のための合同企業説明会」を開いた。説明会には、会員の大手、準大手、中堅、地元企業から63社がブースを出展した。当協会が、会員企業と就職希望の学生との接点となる合同企業説明会を主催したのは初めての試み。参加学生は3年生、4年生、既卒者合わせて350人が参加。イベント会社が主催する合同説明会と比較して、出展費用を大幅に抑えたほか、「知っている会社も知らない会社も回ってみる」ことをキーワードに、主催者側が指定した3社の説明を受ける「出会いの3社」を要請、出来るだけ多くの企業と学生に出会いが生まれるよう工夫をした。
合同説明会で学生は、当協会が配布した参加企業の具体的企業情報と採用予定職種、エントリー方式などを一覧にした説明会資料を見ながら、最初に面談シートに記入したうえで、それぞれの企業ブースでの説明会に参加した。
学生にとっては就職活動解禁後の企業説明会とあって、企業担当者の説明に熱心に聞き入っていた。
また合同説明会に先立って、中堅、地元企業に入社した30歳台の先輩技術系社員が参加する「パネルディスカッション」も開き、先輩社員からは未来の建設人に対し、「苦労はあるがやりがいがある仕事」と建設業の魅力を強く訴えた。