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  • 品川で、アルプスで― リニア工事本格化へ、契約相次ぐ

東海旅客鉄道(株)(JR東海)が2027年の開業を目指す、リニア中央新幹線(品川~名古屋間)の工事が本格化し始めた。

品川駅新設北工区(150m)工事「前半」の施工者が清水建設(株)・名工建設(株)・三井住友建設(株)JVに決まった。土留壁構築工と、地下10m程度の掘削工を施工する。品川駅工事は東京側を施工する北工区と名古屋側を担当する南工区に分けられており、難工事のため北工区は前後半に分割して発注された。起点となるターミナル駅は、東海道新幹線の品川駅直下約40mに南北方向で計画、長さ約1㎞、最大幅は約60m。

北品川では非常口工事を行うために、名工建設(株)の施工で既存施設の解体工事に着手した。ここは大深度地下シールド工事の発進立坑としても使われる予定だ。

またJR東海は、高度な施工技術が要求される長大山岳トンネル工事の初弾となる、南アルプストンネル新設(山梨工区、約7.7km)初弾工事の施工者を大成建設(株)・佐藤工業(株)・(株)錢高組JVに決めた。工事説明会に向けて自治体と協議を進めている。南アルプストンネル工事では、長野工区(8.4km)も今冬に契約されるhgyb見通しだ。超伝導リニア、都心部の地下70mという大深度掘削、さらには複雑な地層と1000m を超える土被りの長大山岳トンネルという、世界最先端、そして高度な技術が用いられる、大規模プロジェクトの槌音が響き始めた。

北品川で非常口工事を行うため解体される既存施設
北品川で非常口工事を行うため解体される既存施設

南アルプストンネルは全長約25km。山梨工区、長野工区のほか両工区の間に、静岡工区(約10km)がある。山梨県境から直線で、静岡、長野県境に位置する3000m 級の稜線を持つ南アルプスの中では比較的標高が低い小河内岳の南側を通って長野県に入る。

リニアの長大山岳トンネルは南アルプストンネルのほかに、長野県飯田市から岐阜県中津川市間に計画されている、中央アルプストンネル(長さ約23km)がある。このトンネルについては、JR東海から鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)に委託しており、工事は鉄道・運輸機構から発注される。中央アルプストンネル工事の初弾も今年度第4四半期には一般競争入札が行われる予定だ。

南アルプストンネル(山梨工区、長野工区)
南アルプストンネル(山梨工区、長野工区)
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