東京都の各局が提出した「2024年度予算要求」のうち、一般会計予算の要求総額は前年度比5.0 %増の8兆4433億円となった。過去最大だった前年度を超え、過去最高額を更新した。査定を踏まえ、1月に予算案をまとめる。会計別では特別会計が0.3%増の6兆2980億円、公営企業会計が9.0%増の1兆9219億円。3会計合計は3.6%増の16兆6632億円となった。
　局別では、建設局は5.0%増の6528億円。一般会計の内訳は、土木費の多くを占める道路橋梁費が2.2%増の4094億円のほか、河川海岸費は5.5%増の1288億円、公園霊園費も19.8%増の892億円、土木管理費は3.1%増の252億円とそれぞれ増加した。投資的経費も4.9%増の5665億円を見積もった。
　このほか主な局別要求額は、財務局が11.2%増の251億円、港湾局は4.7%増の1112億円、都市整備局は13.0%増の1011億円、住宅政策本 部も19.4%増の452億円を要求した。

出典：東京都建設局