面(地域)的なレガシー創出
レガシーとは、「開催都市や開催国が、長期にわたって継承・享受できる、大会の社会的・経済的・文化的な恩恵」と定義。この定義をもとに、東京都は自らが整備する新規恒久6施設についても、競技施設周辺のさまざまな施設と連携し、「点(施設)から面(地域)的広がりのあるレガシーを形成するべく、スポーツ拠点拡充を目指している。
臨海部の新規恒久6施設スポーツゾーンの中核に
新規恒久6施設は、スポーツ都市・東京の実現へ向けた新たな構想である、臨海部スポーツゾーンの中核施設として位置付けられている。スポーツ・文化によるにぎわいを創出する「有明レガシーエリア」、多様なスポーツに親しめる「マルチスポーツエリア」、水上スポーツの機会を提供する「ウォータースポーツエリア」の3エリアと、大井ホッケー競技場周辺のスポーツ施設が一体となって、新たな一大スポーツゾーンを形成させる構想だ。6施設は、レガシーとして周辺地域とどのように連携し、東京湾臨海部の新たなスポーツゾーンとにぎわいの創出を図ろうとしているのだろうか。
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