オリンピックスタジアム(新国立競技場)
2020大会の象徴的施設
【オリンピック】開会式・閉会式 実施競技:陸上競技、サッカー
【パラリンピック】開会式・閉会式 実施競技:陸上競技
端まで見渡せないほどに並んでいる施工体系図の掲示。多くの企業がレガシー施設整備に携わっている。 | |
■施設紹介
東京1964大会のオリンピックスタジアムで、日本スポーツ界の聖地と言われた国立競技場が、2020年までに新しい競技場に生まれ変わる。東京2020大会では、開・閉会式のほか、陸上競技やサッカーが行われる。大会後は、各種スポーツ・文化関連イベントに使用される予定。新たなスポーツ界の聖地は、森の木漏れ日をイメージしたモザイク模様の観客席や、47都道府県産の木材を使った軒庇など日本らしさが感じられる杜のスタジアム。徹底した安全・品質管理と、コストコントロール、PC部材活用などによる工期短縮も特徴だ。 12月21日には、「国立競技場オープニングイベント」が予定されている。
■アクセス
1.JR総武線「千駄ヶ谷駅」「信濃町駅」下車徒歩約5分 2.都営大江戸線「国立競技場駅」下車徒歩約1分 3.東京メトロ銀座線「外苑前」下車徒歩約15分 4.都営バス早81「渋谷駅」から乗車、「千駄ヶ谷駅前」下車徒歩約5分 5.都営バス黒77「目黒駅」から乗車、「千駄ヶ谷駅前」下車徒歩約5分 |
東京体育館
全面改築から20年、再度の改修
【オリンピック】実施競技:卓球
【パラリンピック】実施競技:卓球
■施設紹介
施設は、1964大会時に、メインアリーナで体操競技、屋内プールで水球が開催された。1964年のオリンピックレガシーを有する施設の一つ。現在も様々な世界大会等、大規模な競技大会が開催される都内でも中核的な存在の体育館だ。約1万人を収容できるメインアリーナのほか、サブアリーナやプール、トレーニングルームなどを併設している。 建築家・槇文彦氏の設計によって1990年、東京体育館として全面改築オープン。2020大会へ向けた改修工事が実施されている。
■アクセス
1.JR総武線「千駄ヶ谷駅」「信濃町駅」下車徒歩約5分 2.都営大江戸線「国立競技場駅」下車徒歩約1分 3.東京メトロ銀座線「外苑前」下車徒歩約15分 4.都営バス早81「渋谷駅」から乗車、「千駄ヶ谷駅前」下車徒歩約5分 5.都営バス黒77「目黒駅」から乗車、「千駄ヶ谷駅前」下車徒歩約5分 |
国立代々木競技場
美しい吊り屋根、今も高い評価
【オリンピック】実施競技:ハンドボール
【パラリンピック】実施競技:バドミントン、ウィルチェアーラグビー
前回大会のレガシー施設、国立代々木競技場は、独特の曲線美を持つ屋根が大きな特徴だ。競技場の向かいは明治神宮、さらに原宿の街が隣接する人気の観光スポット。 | |
■施設紹介
1964年大会時には水泳とバスケットボールの競技会場として使用された。日本を代表する建築家・丹下健三氏による設計。高張力による吊り屋根が特徴。多くのレリーフを有している。現在でもオリンピックレガシーとして高い評価を受け、世界的にも有名。施設は、緑あふれる美しい明治神宮や、同じオリンピックレガシーである代々木公園にも隣接している。
■アクセス
1.JR山手線「原宿駅」下車徒歩約5分 2.JR山手線「渋谷駅」下車徒歩約15分 3.東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前駅」下車徒歩約5分 4.東京メトロ千代田線「代々木公園駅」下車徒歩約10分 |
日本武道館
日本の武道の聖地
【オリンピック】実施競技:柔道、空手
【パラリンピック】実施競技:柔道
九段下から武道館へ向かう途中にある重要文化財、旧江戸城田安門(右が高麗門、左が櫓門)。守りを固めるための枡形門となっている。 | |
■施設紹介
前回オリンピックレガシー施設の一つ。柔道がオリンピック競技として初めて実施された1964東京大会。ここ日本武道館が会場になった。富士山の裾野をひくような流線美の大屋根を持つこの建物は、武道だけでなく、コンサートやその他イベントなど多目的に利用されている。 最寄り駅「九段下駅」からのアクセス途中には、江戸城の総構完成当時に遡る現存唯一の建物で、重要文化財に指定されている「田安門」がある。
■アクセス
1.東京メトロ東西線・半蔵門線、都営新宿線「九段下駅」下車徒歩約5分 |
東京国際フォーラム
都政中心1世紀の記憶
【オリンピック】実施競技:ウェイトリフティング
【パラリンピック】実施競技:パワーリフティング
東京国際フォーラム内で立つ、太田道灌像と江戸城模型。太田道灌がまっすぐ見ている先は、皇居(旧江戸城)。 | |
■施設紹介
巨大な舟形のアトリウム空間を持つガラス棟がシンボリックな建物。総合的な文化活動の拠点、情報の交流と創造の拠点、国際交流という3つの機能を持つホールとして、1997年に開業した。設計は、日本初の国際建築家連合(UIA)公認の国際設計コンペとして公募され、50カ国395作品の中から、ラファエル・ヴィニオリ氏(米国)が選ばれた。 集客性に優れたこの場所は、1991年の東京都庁の新宿移転まで、約1世紀にわたり東京都庁舎が立地する、近・現代の都政の中心地だった。現在は、コンサートやミュージカル、展示会などに幅広く利用されている。
■アクセス
1.JR京浜東北線・山手線、東京メトロ有楽町線「有楽町駅」下車徒歩約1分 2.JR中央線ほか「東京駅」下車徒歩約5分 3.東京メトロ日比谷線・千代田線、都営三田線「日比谷駅」下車徒歩約7分 4.東京メトロ千代田線「二重橋前駅」下車徒歩約5分 5.東京メトロ銀座線「京橋駅」下車徒歩約7分 6.東京メトロ日比谷線・丸の内線・銀座線「銀座駅」下車徒歩約7分 |
国技館
国技の聖地も五輪会場に
【オリンピック】実施競技:ボクシング
■施設紹介
日本の国技である相撲の聖地。会場は、すり鉢状になっており、観客は四方から中央の競技を観戦することができる。過去、プロボクシングのタイトルマッチを開催した実績もある施設。
■アクセス
1.JR総武線「両国駅」下車徒歩約2分 2.都営大江戸線「両国駅」下車徒歩約5分 |
国技館に隣接、JR総武線、都営大江戸線「両国駅」を下車すると、一際目を引く施設が、「江戸東京博物館」だ。高床式の倉をイメージしたユニークな建物は7階建て。4階部分は吹き抜け。3階から常設展示場がある5、6階までエスカレーターで上がることができる。 江戸東京の歴史と文化を振り返り、未来の東京を考える博物館として、1993年3月に開館した。東京の新しい文化創造の拠点であり、また東京を代表する観光スポットでもある。 常設展示では、江戸と東京の歴史と文化を実物資料や復元模型などを使って紹介。このほか特別展や講座、体験教室なども開かれる。 海外からの観光客に対応するため、日本語含め8カ国語に対応したボランティアガイドや、13カ国語に対応する音声ガイドを備えている。 |