仮設施設本番へ作業急ピッチ

　今年7月の東京2020大会開幕まで3カ月。レガシーともなる恒久施設の整備が完了するなか、「青海アーバンスポーツパーク」と「有明アーバンスポーツパーク」という2つの仮設施設の整備も佳境を迎えている。台場地区に隣接し臨海部の象徴的建造物である大観覧車と大型商業施設が並ぶ青海地区の一角で整備が進むのが、「青海アーバンスポーツパーク」だ。大会では五輪でスポーツクライミングとバスケットボール(3×3)、パラリンピックで5人制サッカーが予定されている。仮設だがスポーツクライミング施設は立ち上がっている。
　一方　臨海線ゆりかもめ「有明テニスの森駅」を挟んで、「有明体操競技場」の反対側で急ピッチに整備が進んでいるのが、「有明アーバンスポーツパーク」。自転車競技のBMXレーシング、BMXフリースタイルのほかスケートボードも行われる。会場はゆりかもめに隣接しているため、整備状況は一目瞭然だ。