東京都が「TOKYO強靭化プロジェクト」で提起した5つの危機のうち最後の危機、「感染症」で打ち出したのが「感染症にも強いまちをつくる」です。人、モノの移動がグローバル化していることに伴い、世界各地で発生する新たな感染症が国境を越えて広がっています。東京は企業の集積や多彩な観光資源、各種会議・イベントの開催などで人、モノの往来が活発な世界有数の国際都市であり、今後も海外から感染症が持ち込まれ、新たな感染が拡大するリスクがあります。感染症にも強いまちづくりに向けては、▷屋外における都市活動の充実につながるゆとりある空間の創出▷開放的で誰もが利用できる公園や水辺の整備▷感染リスクの低減にも寄与する交通手段の多様化▷徒歩圏内における働く環境の充実――をプロジェクトの柱に掲げています。けん引役となる、リーディング6事業について紹介します。
*これまで5つの危機について紹介してきましたが、12月号では「TOKYO強靭化プロジェクト」総集編をお届けします。
図の出典:TOKYO 強靭化プロジェクト(全文)東京都 |
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出典:TOKYO 強靭化プロジェクト(全文)東京都 |