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建設IT読本2016

HOME >> Ⅲ 建設現場におけるネットワーク構築の実際 >> 1. LAN構築の実情

1. LAN構築の実情

企業におけるIT(情報技術)の利用は、業務遂行上、必要不可欠な手段となっている。建設業界も例外ではなく、各社とも企業内のネットワーク構築やインターネットの活用が進んでいる。この流れは必然的に生産拠点である建設現場の事務所(以下、現場事務所)にも拡大し、現場事務所内にLAN(ローカルエリアネットワーク)を構築することも当然のように行われてきている。
しかし実際にLANを構築するときに、具体的にどのように行えばいいのか分からないという話をよく耳にする。他産業では、事業所のLAN構築作業は情報システム部門または総務部門などの専門部署が行う。建設業の場合、専門部署の要員に対して現場事務所の数が多いことや、1現場あたりの要員数が少ないことから、実際のLAN構築作業は現場職員が自前で、または支店の事務担当者が片手間的に行っている会社が多いのではないだろうか。
しかし一般的に現場職員はITの専門家ではないので、LANに関する基本的な知識に乏しい場合が多い。その結果、現場事務所のLANは情報セキュリティ対策がほとんど考慮されてなく、LANそのものを構築しない現場事務所も時々見受けられる。
現場職員の最も大切な仕事は施工管理であり、本来ならば現場事務所のLAN構築・運用は専門の部署、または外注することが望ましい。ただしその場合でも現場職員に、LANについての基本的な知識は求められる。ここでは、現場事務所のLAN構築について、最低限覚えておいてほしい事項についてまとめる。

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