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建設IT読本2016

HOME >> Ⅶ 土木工事における最新の電子納品改定ポイントと現場の対応について >> 4. まとめ

4. まとめ

今回の電子納品等要領・基準については、2011年4月以降に契約した土木工事から適用される。
本格適用されて間もないが、いずれにしても今回の改定は、大きな方針転換ともいえる。本解説の中では、詳細部分まで踏み込んだ解説は行っていないが、受注者の視点に立ち、特に注意すべきポイントを中心に解説している。
よってさらに詳細な部分の確認や、運用の確認などについては、図1-1に示している電子納品に関する要領・基準サイト及び、日本建設業連合会のサイトにて確認してほしい。合わせて今後各地方整備局で出されるであろう「電子納品の手引き」等も含めて、公開された資料については、必ず目を通してほしい。

今回は、改定された電子納品等要領・基準・ガイドラインのポイントを中心に考え方の解説を行ったため、電子納品の具体的作成手順などは割愛している。作成手順などは今までとほとんど変わりがないため、割愛については了解いただきたい。

電子納品はいよいよ本格運用となり、大きな一歩を踏み出した。
今回の改定が実り多きものになるため、受発注者双方で互いの英知を出し合い、さらなる改善を進めながらよりよい制度にしていきたい。

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